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平成28年 司法試験 短答式 刑法 第6問オ 解説

問題

住居を侵す罪に関する次のアからオまでの各記述を判例の立場に従って検討し,正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。 オ.住居権者の意思に反して住居に立ち入った上,その後,退去を求められたにもかかわらず数日間にわたってその住居に滞留した場合には,住居侵入罪だけでなく,不退去罪も成立する。
  1. ①正しい
  2. ②誤っている正解

解説

要点
刑法130条は「侵入」と「不退去」を択一的に定めており、住居権者の意思に反して立ち入った者がその後居座っても、不退去罪が別罪として重ねて成立することはなく、住居侵入罪のみが成立する。

結論

住居侵入罪と不退去罪は同一条文(刑法130条)内の択一的な行為態様であり、立入り自体は住居権者の意思に反しなかった者が、その後退去要求を無視して居座った場合にのみ不退去罪が問題となる。意思に反して立ち入って住居侵入罪が成立している場合、その後の滞留について別途不退去罪が重ねて成立することはない。したがって本記述は誤りであり、選択肢2が正しい。

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出典:法務省「平成28年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。