平成27年 司法試験 短答式 憲法 第11問ア 解説
問題
近代立憲主義に関する次のアからウの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ア.近代立憲主義とは,成文憲法に基づいて国家運営を行おうとする思想ないし実践を意味する。それは,イギリスにおける1215年のマグナカルタによって確立された。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
近代立憲主義は「成文憲法の有無」ではなく「権力を制限し人権を保障する」という実質的内容を核心とする概念であり、イギリスは不文憲法国でありながら立憲主義国とされる。マグナ・カルタは封建領主の特権保障文書であり、近代立憲主義そのものの確立とは区別される。
結論
この記述は誤りであり、選択肢2が正しい。近代立憲主義は「成文憲法に基づく国家運営」という形式面ではなく、権力を制限し人権を保障するという実質的な思想であり、また1215年のマグナ・カルタによって「確立」されたと評価することもできない。
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出典:法務省「平成27年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
