平成26年 司法試験 短答式 行政法 第39問エ 解説
問題
普通地方公共団体の活動の規律に係る地方自治法の定めに関する次のアからエまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
エ.各大臣は,担任する事務に関し,都道府県の自治事務の処理が法令の規定に違反していると認める場合,当該都道府県に対し,当該自治事務の処理について違反の是正のため必要な措置を講ずるように求めることができる。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
各大臣は、都道府県の自治事務が法令違反等の場合、是正の「要求」ができる(地方自治法245条の5第1項)。都道府県の法定受託事務については是正の「指示」(245条の7)であり、是正の要求が及ぶのは都道府県の自治事務と、市町村の事務(第一号法定受託事務を除く)である。是正の要求を受けた団体には是正・改善の措置を講ずべき義務が生じるが、具体的措置の選択は当該団体に委ねられる点が「指示」との違い。
結論
選択肢1が正しい。地方自治法は、各大臣が担任する事務に関し都道府県の自治事務の処理が法令に違反すると認めるときは、当該都道府県に対し違反の是正のため必要な措置を講ずるよう求める「是正の要求」ができる旨を定めており、記述はこの制度を正確に表している。
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出典:法務省「平成26年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
