平成26年 司法試験 短答式 行政法 第34問イ 解説
問題
A市の住民であるXは,A市の職員が公金の支出の手続においてした財務会計上の行為に問題があると考え,地方自治法の規定に基づき住民監査請求をすること及び住民訴訟を提起することを検討している。このような事例に関する次のアからエまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
イ.Xは,事案の重要性その他の事情によっては,住民監査請求をすることなく,適法に住民訴訟を提起することができる。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
住民訴訟は住民監査請求を経た後でなければ提起できない(監査請求前置主義)。事案の重要性などによる例外は認められていない。
結論
誤り(選択肢2が正しい)。住民訴訟は地方自治法242条の2第1項により、必ず同法242条の住民監査請求を経た後でなければ提起できず、事案の重要性等を理由に監査請求を省略することは認められていない。
この分野を、あなたの弱点に合わせて演習
無料で始める間違えた問題は忘れかけた頃に出し直し。論文の AI 採点も(Pro)。
出典:法務省「平成26年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
