平成25年 司法試験 短答式 行政法 第33問ア 解説
問題
処分の取消しの訴えの審理に関する次のアからエまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ア.審査請求前置主義が採用されている場合に,審査請求が不適法として却下されたときは,審査請求前置を満たしたことにはならないが,適法な審査請求がされたにもかかわらず,裁決庁が誤って審査請求を却下した場合には,裁決庁は実体審理の機会を与えられていたのであるから,審査請求人は,直ちに処分の取消しの訴えを提起することができる。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
審査請求前置が要求される場合、審査請求が不適法却下されたときは前置要件を満たさないが、適法な審査請求を裁決庁が誤って却下・棄却した場合には、審査請求人に不利益を負わせるべきでないため前置要件を満たしたものとして直ちに取消訴訟を提起できる。
結論
選択肢1(正しい)が正解である。適法な審査請求がされたにもかかわらず裁決庁が誤ってこれを却下した場合、審査請求人は裁決庁の誤りによって実体判断を受ける機会を奪われたにすぎず、審査請求前置の要件を満たしたものとして扱われ、直ちに処分の取消訴訟を提起できる。
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出典:法務省「平成25年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
