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平成25年 司法試験 短答式 憲法 第13問 解説

平25司法 第13問憲法国会の過去問

問題

主権に関する次のアからウまでの各記述について,正しいものには○,誤っているものには×を付した場合の組合せを,後記1から8の中から選びなさい。 ア.憲法前文第3段で「自国の主権を維持し」という場合の主権は,対外的な独立性に重点を置いた意味で使われている。 イ.憲法第1条で「主権の存する日本国民の総意」という場合の主権は,国の政治のあり方を最終的に決定する権力又は権威を意味する。 ウ.憲法第96条第1項の規定する憲法改正手続における国民投票は,国民主権の権力的な契機の表れといえる。
  1. ①ア○ イ○ ウ○正解
  2. ②ア○ イ○ ウ×
  3. ③ア○ イ× ウ○
  4. ④ア○ イ× ウ×
  5. ⑤ア× イ○ ウ○
  6. ⑥ア× イ○ ウ×
  7. ⑦ア× イ× ウ○
  8. ⑧ア× イ× ウ×

解説

要点
「主権」概念は文脈により①国家権力そのもの(統治権)②国家権力の最高独立性(対外的独立性)③国政のあり方を最終的に決定する権力・権威(国民主権原理)の3つに区別され、前文第3段は②、1条は③の意味である。そして③の国民主権には正当性の契機と権力的契機の両面があり、96条1項の国民投票は権力的契機の現れと解される。

結論

選択肢1(ア○イ○ウ○)が正しい。前文第3段の「主権」は国家の対外的独立性(②国家権力の最高独立性)を意味し、1条の「主権」は国政のあり方を最終的に決定する権力・権威(③国民主権原理)を意味し、96条1項の国民投票は国民主権のうち権力的契機(国民が実際に憲法改正を最終決定する場面)の現れといえるため、ア・イ・ウすべて正しい。

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出典:法務省「平成25年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。