SaySayLaw無料で演習する

平成25年 司法試験 短答式 刑事訴訟法 第23問 解説

平25司法 第23問刑事訴訟法逮捕・勾留の過去問

問題

次のアからオまでの各手続のうち,その手続に関して裁判官の裁判が必要となるものの組合せは,後記1から5までのうちどれか。 ア.私人が,窃盗行為に及んだ者を現行犯逮捕する場合 イ.司法警察員が,殺人を犯したことを疑うに足りる充分な理由がある者を緊急逮捕する場合 ウ.検察官が,逮捕状に基づき逮捕された者を司法警察員から受け取った後,勾留請求せずに釈放する場合 エ.殺人の事実で勾留中に起訴された者につき,同じ事実で引き続き勾留する場合 オ.窃盗の事実で逮捕中に起訴された者につき,同じ事実で勾留する場合
  1. ①ア ウ
  2. ②ア エ
  3. ③イ ウ
  4. ④イ オ正解
  5. ⑤エ オ

解説

要点
現行犯逮捕(私人逮捕)・検察官による釈放・勾留中の者が起訴された場合の勾留継続には裁判官の裁判は不要だが、緊急逮捕の事後令状と、逮捕中の被疑者が起訴された場合の被告人勾留には裁判官の裁判(令状発付)が必要になる。

結論

裁判官の裁判(令状発付等)が必要なのはイの緊急逮捕とオの逮捕中の者を起訴後に勾留する場合であり,選択肢4(イ・オ)が正しい。緊急逮捕は事後的に裁判官の逮捕状が必須であり,逮捕のみで勾留されていない者を起訴後に身柄拘束し続けるには新たな勾留の裁判が必要だからである。

この分野を、あなたの弱点に合わせて演習
間違えた問題は忘れかけた頃に出し直し。論文の AI 採点も(Pro)。
無料で始める

出典:法務省「平成25年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。