平成24年 司法試験 短答式 憲法 第5問ア 解説
問題
職業の自由に関する次のアからウまでの各記述について,最高裁判所の判例の趣旨に照らして,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ア.職業活動の自由についても精神的自由についても,国の積極的な社会経済政策のために規制することが許されるのは同様であるが,前者の自由を規制する場合には立法府の裁量的判断が広く認められる点が異なる。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
職業活動の自由(経済的自由)は精神的自由と異なり積極目的規制(社会経済政策)の対象となり、その際は立法府に広い裁量が認められるが、精神的自由は原則として積極目的規制の対象とはならない点で両者は質的に異なる。
結論
選択肢2が正しい。職業活動の自由(経済的自由)には国の積極的な社会経済政策による規制が許されるのに対し、精神的自由については原則としてそのような積極目的規制は許されないという点で、両者は規制の可否そのものが異なる。単に裁量の広狭が異なるだけではない。
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出典:法務省「平成24年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
