平成24年 司法試験 短答式 憲法 第19問イ 解説
問題
条例に関する次のアからウまでの各記述について,最高裁判所の判例の趣旨に照らして,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
イ.市町村が行う国民健康保険の保険料方式での強制徴収は租税に類似する性質を有するので,条例で定める賦課要件の明確性の程度は,憲法第84条において要求される明確性の程度と同等のものが求められる。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
国民健康保険料(保険料方式)には憲法84条の『趣旨』が及ぶにとどまり、賦課要件の明確性の程度は当該公課の性質・賦課徴収の目的・強制の度合い等の総合考慮で決まる。租税と同等の明確性が一律に要求されるわけではない。
結論
選択肢イは誤り(正解は選択肢2)である。最高裁は国民健康保険料に憲法84条の趣旨が及ぶとしたが、租税に直接適用される場合と同等の明確性までは要求しておらず、当該公課の性質等を総合考慮して判断すべきとしている。
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出典:法務省「平成24年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
