平成24年 司法試験 短答式 刑事訴訟法 第27問エ 解説
問題
保釈に関する次のアからオまでの各記述を検討し,正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
エ.裁判所は,勾留されている被疑者から保釈の請求があった場合には,捜査機関からの出頭要請に応じることや被害者等との接触禁止など適当な条件を付して,保釈を許すことができる。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
保釈は起訴後の被告人についての制度であり、被疑者勾留については刑訴法207条1項ただし書が「保釈については、この限りでない」として勾留裁判官に保釈の権限を認めていない(起訴前保釈の不存在)。「被疑者の保釈」という設定自体が誤りである点を見抜くことが重要。
結論
記述エは誤りであり、選択肢2が正しい。保釈は起訴後の被告人に対してのみ認められる制度であって、勾留されている被疑者には保釈という手続自体が存在しないため、そもそも「被疑者から保釈の請求」という前提が成り立たない。
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出典:法務省「平成24年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
