平成23年 司法試験 短答式 憲法 第14問ウ 解説
問題
主権に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ウ.国民主権原理を宣明する憲法では,国民の代表者を選定する選挙制度は民主主義の根幹を成すものである。憲法改正における国民投票は国民主権の具体化といえるものであるから,その投票権者の要件を公職選挙法が定める選挙権者の要件と異なって定める法律は,違憲である。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
憲法改正国民投票の投票権者要件と公職選挙法上の選挙権者要件は、法的性質・趣旨が異なる別個の制度であるため、両者を異なって定めても直ちに違憲とはならない。要件設定は国会の合理的裁量に委ねられている。
結論
選択肢2が正しい。憲法改正国民投票における投票権者の要件と、公職選挙法が定める選挙権者の要件とを異なって定めても、それだけで違憲となるわけではないため、設問の記述は誤りである。
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出典:法務省「平成23年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
