平成23年 司法試験 短答式 憲法 第14問ア 解説
問題
主権に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ア.憲法の国民主権の原理における国民とは,最高裁判所の判例が示すところによれば,主権が日本国民に存するとする憲法前文及び第1条の規定に照らして,日本国の国籍を有する者を意味するものとされる。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
最高裁は、憲法前文・1条にいう主権者たる「国民」とは日本国籍を有する者を意味すると判示しており(定住外国人地方選挙権訴訟)、15条1項の選挙権保障は外国人に及ばないとする一方、永住者等に法律で地方選挙権を付与することは憲法上禁止されないとした傍論も併せて押さえる。
結論
選択肢1が正しい。最高裁判例は、憲法前文及び1条の「主権が日本国民に存する」という規定における「国民」とは、日本国の国籍を有する者を意味すると解しており、本記述はこの判例の内容と一致する。
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出典:法務省「平成23年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
