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令和8年 予備試験 短答式 商法 第28問 解説

令8予備 第28問商法商法総則・商行為の過去問

問題

物品運送契約についての商法の規定に関する次のアからオまでの各記述のうち、誤っているものを組み合わせたものは、後記1から5までのうちどれか。 ア.荷受人は、運送品の全部が滅失したときは、物品運送契約によって生じた荷送人の権利と同一の権利を取得する。 イ.高価品について、荷送人が運送を委託するに当たり、その種類及び価額を運送人に通知しなかった場合において、運送人の故意又は重大な過失によって当該高価品が滅失したときは、運送人は債務不履行に基づく損害賠償責任を負う。 ウ.荷受人は、運送品を受け取った場合であっても、運送人に対する運送賃の支払義務を負わない。 エ.運送品の引渡しの当時、運送人が当該運送品に損傷があることを知っていた場合には、荷受人が異議をとどめないで当該運送品を受け取ったときであっても、これにより当該運送品の損傷についての運送人の債務不履行に基づく損害賠償責任は消滅しない。 オ.荷送人は、運送人に対して運送の中止を請求することができない。
  1. ①ア イ
  2. ②ア エ
  3. ③イ オ
  4. ④ウ エ
  5. ⑤ウ オ正解

解説

要点
荷受人は、運送品が到達地に到着したとき又は運送品の全部が滅失したときに荷送人と同一の権利を取得し(商法581条1項)、運送品を受け取ったときは運送賃等の支払義務を負う(同条3項)。他方、荷送人は運送人に対し運送の中止等の処分を請求できる(580条)が、荷受人が引渡し又は損害賠償の請求をしたときはその権利を行使できない(581条2項)という双方向の規律を押さえる。

結論

誤っているのはウとオであり、選択肢5が正しい。荷受人は運送品を受け取ったときは運送賃等の支払義務を負う(ウが誤り)し、荷送人は運送人に対し運送の中止等を請求できる(オが誤り)。

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出典:法務省「令和8年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。