令和8年 予備試験 短答式 憲法 第4問 解説
問題
学問の自由に関する次のアからウまでの各記述について、正しいものには○、誤っているものには×を付した場合の組合せを、後記1から8までの中から選びなさい。
ア.学問研究のうち内面的精神活動にとどまるものは、思想の自由と同様に絶対的に保障されるべきであるが、それにとどまらないものは、生命・健康に対する重大な危害に対処するため、法律により必要最小限度の制約を課すことも許される。
イ.最高裁判所は、憲法第23条が大学において保障しているのは学問研究の自由と研究結果の発表の自由であって、大学の人事権及び施設と学生の管理権は大学の自治として伝統的に認められているものにすぎず、学問の自由の保障とは関係がないとした。
ウ.最高裁判所は、普通教育の場において使用される教科書も学術研究の結果の発表を目的とするものであるが、児童生徒には批判能力がなく、一方的な観念を児童生徒に植え付けるような内容の教育を施すことは許されないから、教科書検定制度は憲法第23条の規定に違反しないとした。
- ①ア○ イ○ ウ○
- ②ア○ イ○ ウ×
- ③ア○ イ× ウ○
- ④ア○ イ× ウ×正解
- ⑤ア× イ○ ウ○
- ⑥ア× イ○ ウ×
- ⑦ア× イ× ウ○
- ⑧ア× イ× ウ×
解説
要点
東大ポポロ事件は大学の自治を学問の自由を保障するために認められるものと位置づけた判例であり、また教科書検定訴訟(第一次家永訴訟)は教科書を学術研究の結果の発表を目的とするものではないと位置づけて検定を合憲とした点を正確に押さえること。
結論
アは学問の自由に関する一般的理解として正しく○、イとウは最高裁判例の内容を誤って記述しているため×である。したがって選択肢4(ア○イ×ウ×)が正しい。
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出典:法務省「令和8年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
