令和8年 予備試験 短答式 憲法 第12問ア 解説
問題
憲法改正に関する次のアからウまでの各記述について、bの見解がaの見解の根拠となっている場合には1を、そうでない場合には2を選びなさい。
ア.a.憲法の定める改正手続に従いさえすれば、いかなる内容の改正を行うことも法的に可能である。b.憲法典における規定は、その内容にかかわらず、全て同一の法価値と形式的効力を有する。
- ①bの見解がaの見解の根拠となっている正解
- ②そうでない
解説
要点
憲法改正無限界説は、憲法典の全条項が同一の法的効力・価値を持つという前提(規範の同位性)から、特定の規定だけを改正できないとする限界を認めない結論を導く。限界説はこの同位性を否定し、基本原理の優越的効力を根拠とする点が対比のポイント。
結論
aは憲法改正無限界説の立場であり、bはその論拠となる「憲法典内の全規定は同一の法的効力・価値を持つ」という前提である。この前提が成り立てば、特定の規定(例えば国民主権や人権規定)だけを特別扱いして改正の限界とする理由がなくなるため、bはaの根拠となる。よって選択肢1が正しい。
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出典:法務省「令和8年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
