令和7年 予備試験 短答式 憲法 第9問ア 解説
問題
皇室の財産に関する次のアからウまでの各記述について、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。
ア.皇室の財産授受は国会の議決に基づかなければならないと定めている憲法第8条の趣旨に照らすと、外国交際のための儀礼上の贈答に係る授受については、その度ごとに国会の議決を経る必要はない。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
皇室の財産授受に国会の議決を要する(憲法8条)が、皇室経済法2条は外国交際のための儀礼上の贈答等を列挙して個別の国会議決を不要としており、外国交際上の儀礼的贈答は都度の議決を要しない。
結論
選択肢1が正しい。憲法8条は皇室への財産の譲渡・皇室からの財産の賜与について国会の議決を要求するが、これは皇室と特定の者との間で不当な財産的結びつきが生じ、皇室が政治的に利用されることを防ぐ趣旨であり、外国交際上の儀礼的な贈答のように、その性質上弊害のおそれが乏しいものについては、皇室経済法2条により個別の国会議決を要しないものとされている。
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出典:法務省「令和7年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
