令和6年 予備試験 短答式 憲法 第2問ウ 解説
問題
憲法第19条に関する次のアからウまでの各記述について、最高裁判所の判例の趣旨に照らして、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。
ウ.税理士会が強制加入団体であり、その会員には、様々の思想・信条及び主義・主張を有する者が存在することが当然に予定されているから、税理士会の活動の範囲にも、税理士会の活動への会員の協力義務にも、限界があり、政党など政治資金規正法上の政治団体に対する金員の寄付は、その寄付が税理士に係る法令の制定改廃に関する要求を実現するためであった場合を除き、税理士会の目的の範囲外の行為といわざるを得ない。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
南九州税理士会事件判決は、政党など政治団体への寄付は税理士に係る法令の制定改廃要求実現目的であっても目的の範囲外とした点を正確に押さえる。「除き」という例外を認めた記述は誤り。
結論
選択肢2が正しい。判例は、政党など政治資金規正法上の政治団体への寄付について、税理士に係る法令の制定改廃に関する要求を実現するためであったとしても、なお税理士会の目的の範囲外の行為であるとした。記述ウは「除き」として例外を認める内容になっており、判例の趣旨と異なる。
この分野を、あなたの弱点に合わせて演習
無料で始める間違えた問題は忘れかけた頃に出し直し。論文の AI 採点も(Pro)。
出典:法務省「令和6年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
