令和5年 予備試験 短答式 憲法 第11問ウ 解説
問題
財政に関する次のアからウまでの各記述について、最高裁判所の判例の趣旨に照らして、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。
ウ.長く課税されることがなかったパチンコ球遊器について、行政の内部命令である通達によって課税の物件たる遊戯具に該当するとして課税の対象とされたことは、通達の内容が法の正しい解釈に合致するものであっても、憲法第84条に違反する。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
パチンコ球遊器通達課税事件(最判昭和33年3月28日)は、通達による課税でも法の正しい解釈に合致する限り憲法84条の租税法律主義に違反しないとした。通達は課税根拠の再確認・明確化にすぎず、実質的な根拠は法律にあるという点がポイント。
結論
判例は、通達によって課税対象とされたこと自体は問題ではなく、通達の内容が法律の正しい解釈に合致する限り憲法84条に違反しないとした。したがって本記述は誤りであり、選択肢2が正しい。
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出典:法務省「令和5年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
