令和5年 予備試験 短答式 憲法 第11問イ 解説
問題
財政に関する次のアからウまでの各記述について、最高裁判所の判例の趣旨に照らして、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。
イ.暦年途中の租税法規の変更及びその暦年当初からの適用によって納税者の租税法規上の地位が変更され、課税関係における法的安定に影響が及び得る場合の憲法第84条適合性については、変更の対象となる納税者の租税法規上の地位の性質、変更の程度及び変更により保護される公益の性質などの諸事情を総合的に勘案して判断すべきである。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
暦年途中の租税法規の変更とその暦年当初からの適用の憲法84条適合性は、納税者の租税法規上の地位の性質・変更の程度・変更により保護される公益の性質などの諸事情を総合勘案し、合理的な制約として容認されるかで判断するという最高裁平成23年判決の枠組みを押さえる。
結論
選択肢1が正しい。最高裁平成23年9月22日判決は、暦年途中の租税法規の変更及びその暦年当初からの適用によって納税者の租税法規上の地位が変更され、課税関係における法的安定に影響が及び得る場合の憲法84条適合性について、記述にあるとおり、変更の対象となる納税者の租税法規上の地位の性質・変更の程度・変更により保護される公益の性質などの諸事情を総合的に勘案して判断すべきであるとしている。
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出典:法務省「令和5年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
