令和5年 予備試験 短答式 刑事訴訟法 第19問 解説
問題
弁護人の活動に関する次のアからオまでの各記述のうち、正しいものの組合せは、後記1から5までのうちどれか。ただし、判例がある場合には、それに照らして考えるものとする。
ア.弁護人は、検察官のした接見の日時を指定する処分に不服がある場合、裁判所にその処分の取消し又は変更を請求することができる。
イ.弁護人は、司法警察職員が捜索差押許可状に基づき被疑者方を捜索する場合、当該捜索差押許可状の執行に立ち会う権利がある。
ウ.弁護人は、あらかじめ証拠を保全しておかなければその証拠を使用することが困難な事情があるときは、起訴前であっても、裁判官に証人の尋問を請求することができる。
エ.勾留されている被疑者の弁護人は、裁判官に保釈の請求をすることができる。
オ.国選弁護人は、自己を国選弁護人に選任した裁判所又は裁判官に辞任を申し出ることにより、自らその地位を離れることができる。
- ①ア イ
- ②ア ウ正解
- ③イ オ
- ④ウ エ
- ⑤エ オ
解説
要点
捜索差押えへの弁護人の立会権(113条)は捜査機関の執行には準用されないこと(222条1項)、被疑者には保釈請求権がないこと(207条1項ただし書)、証拠保全請求は起訴前でも第一回公判期日前まで可能なこと(179条)、検察官の接見指定処分には430条1項により準抗告ができることを押さえる。
結論
正しいのはアとウであり、選択肢2が正解である。アは検察官の接見指定処分に対する準抗告(刑訴法430条1項)、ウは起訴前の証拠保全請求(同法179条1項)が、いずれも条文上明記されているためである。
この分野を、あなたの弱点に合わせて演習
無料で始める間違えた問題は忘れかけた頃に出し直し。論文の AI 採点も(Pro)。
出典:法務省「令和5年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
