令和4年 予備試験 短答式 行政法 第15問ア 解説
問題
行政裁量に関する次のアからエまでの各記述について、最高裁判所の判例に照らし、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。
ア.公立学校施設の目的外使用を許可するか否かは、原則として、当該学校施設の管理者の裁量に委ねられており、学校教育上支障がないからといって当然に許可しなくてはならないものではなく、行政財産である学校施設の目的及び用途と目的外使用の目的、態様等との関係に配慮した合理的な裁量判断により使用許可をしないこともできる。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
公立学校施設の目的外使用許可は管理者の裁量に委ねられ、支障がないことは許可義務を生じさせない。行政財産の目的・用途と使用目的との関係を総合考慮した合理的裁量判断が認められる(呉市教研集会事件)。もっとも同事件では、判断過程の不合理を理由に不許可処分が違法とされた。
結論
選択肢1が正しい。最高裁判例は、公立学校施設の目的外使用許可の可否は原則として管理者の裁量に委ねられ、学校教育上の支障がないことをもって当然に許可義務が生じるものではないとしている。
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出典:法務省「令和4年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
