令和4年 予備試験 短答式 刑事訴訟法 第24問エ 解説
問題
違法収集証拠排除法則に関する次のアからオまでの各記述のうち、正しいものには1を、誤っているものには2を選びなさい。ただし、判例がある場合には、それに照らして考えるものとする。
エ.違法に収集された証拠物の証拠能力が否定されるかの判断に当たって、捜査機関が当該証拠の押収までに行ったことは考慮されるが、押収後に行ったことが考慮されることはない。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
違法収集証拠排除の判断は、押収に至るまでの手続だけでなく、押収(証拠収集)後に捜査機関が行った行為(逮捕状・捜査書類への虚偽記載、公判廷での虚偽証言等)も含めて、違法の重大性を総合考慮して行われる(最判平成15年2月14日)。
結論
本記述は誤りであり、選択肢2が正解である。違法収集証拠排除法則の判断は、証拠獲得手続の違法の重大性と将来の違法捜査抑制の必要性を総合的に考慮するものであり、判例上、証拠の収集(押収)後に捜査機関が行った行為も考慮の対象とされている。
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出典:法務省「令和4年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
