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令和3年 予備試験 短答式 憲法 第4問ア 解説

令3予備 第4問ア憲法表現の自由の過去問

問題

集会の自由に関する次のアからウまでの各記述について,bの見解がaの見解の批判となっている場合には1を,そうでない場合には2を選びなさい。 ア.a.地方公共団体は,公の施設を利用して特定の集会が開かれることにより,その集会の主催者と敵対するグループ等とが衝突して,人の生命・身体・財産が侵害され,公共の安全が損なわれる危険がある場合には,公の施設の利用を不許可とすることができる。b.主催者が集会を平穏に行おうとしているのに,その集会の目的や主催者の思想,信条に反対する他のグループ等がこれを実力で阻止し,妨害しようとして紛争を起こすおそれがあることを理由に公の施設の利用を拒むことは,憲法第21条の趣旨に反する。
  1. ①bの見解がaの見解の批判となっている正解
  2. ②そうでない

解説

要点
「敵対的聴衆の法理」の当否が問われている。aは反対派との衝突の危険を理由に利用拒否を認める立場、bは主催者が平穏に集会しようとしている以上、反対派の実力妨害を理由に拒否することは反対派に事実上の拒否権を与え21条の趣旨に反するという批判であり、両者は正面から対立している。

結論

bの見解は、aの見解(衝突の危険があれば利用を不許可にできるとする立場)に対して、主催者側が平穏に集会しようとしている場合にまで反対派の妨害のおそれを理由に拒否することは、反対派に事実上の拒否権を与えることになり憲法21条の趣旨に反する、という形で正面から批判を加えている。したがって選択肢1が正しい。

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出典:法務省「令和3年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。