令和2年 予備試験 短答式 憲法 第8問イ 解説
問題
天皇が国会の開会式に出席して述べる「おことば」の憲法上の位置付けに関する次のアからウまでの各記述について,bの見解がaの見解の根拠となっている場合には1を,そうでない場合には2を選びなさい。
イ.a.天皇は公人であり,「おことば」を述べることは公人としての行為である。b.天皇の行為は限定するべきであり,天皇の行為には,憲法が定める国事行為と私的行為の二つしかないと考えるべきである。
- ①bの見解がaの見解の根拠となっている
- ②そうでない正解
解説
要点
天皇の行為をめぐる学説は「二行為説(国事行為・私的行為のみ)」と「三行為説(国事行為・公的行為・私的行為)」に大別され、「おことば」を公的行為として認める立場(三行為説)は二行為説とは論理的に矛盾するため、二行為説はその根拠にはならない。
結論
選択肢2が正しい。bの「天皇の行為は国事行為と私的行為の二つしかない」という見解(二行為説)は、aの「おことばは公人としての行為である」という見解(公的行為を認める三行為説的立場)とは論理的に両立せず、根拠関係にはならない。
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出典:法務省「令和2年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
