平成30年 予備試験 短答式 憲法 第8問ア 解説
問題
選挙に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ア.判例は,参議院議員選挙における定数不均衡の問題について,参議院の半数改選制の要請を踏まえれば投票価値の平等が一定の限度で譲歩を求められても憲法に違反するとはいえないとして,衆議院の場合よりも広い立法裁量を認めてきており,これまで違憲状態を認定したことはない。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
参議院議員定数不均衡訴訟でも最高裁は複数回「違憲状態」を認定しており(最大判平成8年9月11日、同平成24年10月17日、同平成26年11月26日等)、参議院だからといって常に合憲判断がされてきたわけではない。
結論
選択肢2(誤り)が正しい。参議院議員定数不均衡について、最高裁は半数改選制などの参議院の特殊性を考慮して衆議院よりも緩やかな審査をしてきたが、それでも複数回「違憲状態」であるとの判断を示しており、「これまで違憲状態を認定したことはない」という記述は事実に反する。
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出典:法務省「平成30年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
