平成28年 予備試験 短答式 行政法 第15問ア 解説
問題
行政裁量に関する次のアからエまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ア.不利益処分を行う行政庁に裁量権が認められる場合でも,処分の必要性と処分による不利益の内容との権衡の観点から当該処分を選択することの相当性を基礎付ける具体的な事情が認められることを要するとされることがある。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
不利益処分に裁量が認められる場合でも、裁量権の逸脱・濫用の有無は、処分の必要性と処分による不利益との権衡(比例原則)の観点から、当該処分を選択することの相当性を基礎付ける具体的事情があるかで判断されることがある(最判平成24年1月16日参照)。
結論
選択肢1(正しい)が公式解答である。不利益処分について行政庁に裁量権が認められる場合であっても、裁量権の逸脱・濫用の有無を審査する際には、処分の必要性と処分によって当事者が被る不利益の内容とを比較衡量し、当該処分を選択することの相当性を基礎付ける具体的な事情が存在するかどうかが問われることがある。
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出典:法務省「平成28年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
