平成28年 予備試験 短答式 憲法 第6問ウ 解説
問題
労働基本権に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ウ.憲法第28条が保障する労働基本権は,使用者との関係において労働者の権利を保護することを目的の一つとするので,私人相互の関係でも意味を持ち,契約自由の原則は制限されることになる。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
憲法28条の労働基本権は、使用者という私人との関係で労働者を保護することを本来の目的とする規定であるから、私人相互の関係(労使関係)でも意味を持ち、使用者の契約自由の原則を制約する。この点で、国家に対する防御権を本来の内容とする古典的自由権とは性質が異なる。
結論
選択肢1が正しい。憲法28条の労働基本権は、そもそも使用者という私人との関係における労働者の権利保護を目的として定められた規定であるから、私人間の関係でも意味を持ち、使用者の契約締結・内容決定の自由(契約自由の原則)を制約する根拠となる。
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出典:法務省「平成28年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
