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平成28年 予備試験 短答式 刑事訴訟法 第15問 解説

平28予備 第15問刑事訴訟法逮捕・勾留の過去問

問題

逮捕に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものは幾つあるか。後記1から6までのうちから選びなさい。ただし,判例がある場合には,それに照らして考えるものとする。 ア.司法警察員は,逮捕状により被疑者を逮捕し,弁解の機会を与えた後,留置の必要がないと判断したときは,被疑者を検察官に送致することなく,直ちに釈放しなければならない。 イ.検察官は,逮捕中の被疑者につき,公訴を提起することはできない。 ウ.現行犯人である「現に罪を行い終つた者」というためには,犯罪の実行行為の全部を完了していることが必要である。 エ.現行犯逮捕が許されるためには,逮捕者が,少なくとも犯行の一部を現認していることが必要である。 オ.司法警察員は,私人から現行犯人の引渡しを受けた場合,直ちに逮捕状を求める手続をしなければならず,逮捕状が発せられないときは,直ちに釈放しなければならない。
  1. ①0個
  2. ②1個正解
  3. ③2個
  4. ④3個
  5. ⑤4個
  6. ⑥5個

解説

要点
逮捕状逮捕後の弁解手続・釈放は刑訴法203条1項、現行犯人を逮捕・引渡しを受けた場合も逮捕状請求は不要で216条により203条以下が準用される点、逮捕中でも公訴提起自体は禁止されていない点、「現に罪を行い終つた者」に実行行為の全部完了は不要な点を押さえる。

結論

正しいのはアのみで、正解は選択肢2(1個)である。ア以外の記述(イ〜オ)はいずれも刑訴法の条文または現行犯逮捕の要件に関する理解として誤っている。

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出典:法務省「平成28年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。