平成23年 予備試験 短答式 憲法 第6問イ 解説
問題
憲法第31条に関する次のアからウまでの各記述について,aの見解からbの見解が導き出せる場合には1を,導き出せない場合には2を選びなさい。
イ.a.憲法第31条は,刑罰を科する場合の手続が法律で定められなければならないということと,手続が適正なものでなければならないということを規定したものである。b.憲法第31条は,罪刑法定主義を定めた規定ではなく,その根拠は憲法の別の条文に求めなければならない。
- ①aの見解からbの見解が導き出せる正解
- ②導き出せない
解説
要点
31条の解釈は「手続の法定」「手続の適正」「実体の法定(罪刑法定主義)」「実体の適正」の4要素のどこまでを31条から読み込むかで学説が分かれる。aが手続面のみに言及しているなら、実体面(罪刑法定主義)は31条から導かれないという結論(b)と整合する。
結論
aの見解は憲法31条を「手続の法定」と「手続の適正」を要求する規定として捉えるものであり、罪刑法定主義が要求する「実体(犯罪と刑罰)の法定」には触れていない。したがって31条を罪刑法定主義の根拠とは解しておらず、bの結論(31条は罪刑法定主義を定めた規定ではなく、根拠は別条文に求めるべき)は論理的に導き出せる。よって選択肢1が正しい。
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出典:法務省「平成23年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
