令和8年 司法試験 短答式 民法 第1問 解説
問題
一般社団法人に関する次のアからオまでの各記述のうち、誤っているものを組み合わせたものは、後記1から5までのうちどれか。
ア.一般社団法人の理事が二人以上あるときは、定款に別段の定めがない限り、一般社団法人の業務に関する行為について、全ての理事が共同してその権限を行使しなければならない。
イ.定款により一般社団法人の代表理事の権限に加えた制限は、それについて善意の第三者に対しても、対抗することができる。
ウ.一般社団法人は、代表理事がその職務を行うについて第三者に加えた損害を賠償する責任を負う。
エ.理事会を設置している一般社団法人は、監事を置かなければならない。
オ.一般社団法人の理事が一般社団法人の目的の範囲外の行為をするおそれがある場合において、その行為によって一般社団法人に著しい損害が生ずるおそれがあるときは、監事は、当該理事に対し、その行為をやめることを請求することができる。
- ①ア イ正解
- ②ア エ
- ③イ ウ
- ④ウ オ
- ⑤エ オ
解説
要点
理事複数の場合の業務執行は定款に別段の定めがない限り過半数で決定するのが原則であり、代表理事の代表権に加えた制限は善意の第三者に対抗できないという一般法人法の基本ルールを正確に押さえること。
結論
誤っているのはアとイであり、選択肢1が正解である。アは理事複数時の業務執行方法を誤り、イは代表理事の代表権制限の対抗力について誤っている。
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出典:法務省「令和8年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
