令和6年 司法試験 短答式 憲法 第19問ア 解説
問題
条約に関する次のアからウまでの各記述について、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。
ア.条約締結の承認には衆議院の優越が認められているところ、法律案の場合と同様に、参議院が、衆議院によって承認の議決がなされた条約を受け取った後、国会休会中の期間を除いて60日以内に議決しないときは、衆議院は、参議院が否決したものとみなすことができる。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
条約承認の衆議院の優越は憲法61条が60条2項を準用する形で定められており、予算と同じ「30日ルール・自然成立」であって、法律案(59条4項)の「60日ルール・みなし否決」とは異なる。
結論
この記述は誤り(選択肢2が正解)。条約締結の承認における衆議院の優越は、法律案の場合の規定(憲法59条4項)ではなく、予算の議決に関する規定(憲法60条2項)が準用される仕組みであり、期間も「みなし否決」の仕組みも法律案とは異なる。
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出典:法務省「令和6年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
