令和6年 司法試験 短答式 憲法 第14問ウ 解説
問題
議院の権能に関する次のアからウまでの各記述について、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。
ウ.議院規則と国会法の関係についていずれが優位するかの対立の前提として、院内手続準則につき国会法との競合的所管が認められるか争いがあるところ、これを認めず院内手続準則は議院規則の排他的所管と解する立場からは、国会法所定の院内手続部分については、違憲無効と解するほかない。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
院内手続準則を議院規則の排他的所管と解しても、国会法所定部分が当然に違憲無効となるわけではなく、国会法制定行為を両議院の自律的規範定立の一形態とみて効力を認める解釈の余地があることを押さえる。
結論
この記述は誤りである。院内手続準則を議院規則の排他的所管と解する立場に立ったとしても、国会法所定の院内手続規定が当然に違憲無効になるとは限らず、国会法を各議院の自律的な規則制定権行使の一形態とみるなどして効力を認める解釈の余地があるため、「違憲無効と解するほかない」と断定するのは誤りである。
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出典:法務省「令和6年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
