令和5年 司法試験 短答式 憲法 第18問ウ 解説
問題
財政に関する次のアからウまでの各記述について、最高裁判所の判例の趣旨に照らして、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。
ウ.長く課税されることがなかったパチンコ球遊器について、行政の内部命令である通達によって課税の物件たる遊戯具に該当するとして課税の対象とされたことは、通達の内容が法の正しい解釈に合致するものであっても、憲法第84条に違反する。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
通達課税それ自体は憲法84条違反ではなく、通達の内容が法の正しい解釈に合致する限り、その通達に基づく課税は法律の根拠に基づく課税として適法である(パチンコ球遊器事件)。
結論
選択肢2が正しい(本記述は誤り)。判例は、通達の発出によって課税の取扱いが変わったとしても、その通達の内容が法の正しい解釈に合致するものである限り、当該課税処分は法律の根拠に基づく処分であって憲法84条に違反しないとした。
この分野を、あなたの弱点に合わせて演習
無料で始める間違えた問題は忘れかけた頃に出し直し。論文の AI 採点も(Pro)。
出典:法務省「令和5年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
