SaySayLaw無料で演習する

令和4年 司法試験 短答式 憲法 第9問ウ 解説

令4司法 第9問ウ憲法人身の自由の過去問

問題

刑事手続上の権利に関する次のアからウまでの各記述について、最高裁判所の判例の趣旨に照らして、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。 ウ.憲法第38条第1項は、自己が刑事上の責任を問われるおそれのある事項について供述を強要されないことを保障するものであり、氏名の供述も、これによって自己が刑事上の責任を問われるおそれがあることから、原則として保障が及ぶ。
  1. ①正しい
  2. ②誤っている正解

解説

要点
判例上、氏名は原則として憲法38条1項にいう「不利益な事項」に当たらず黙秘権の保障は及ばない。氏名の供述が不利益な事実の供述となる特段の事情がある場合に限り、例外的に保障が及び得る。

結論

選択肢2が正しい。判例は、氏名の供述は原則として憲法38条1項の保障が及ばないとしており、問題文のように「原則として保障が及ぶ」とする記述は判例の立場と逆であるため誤りである。

この分野を、あなたの弱点に合わせて演習
間違えた問題は忘れかけた頃に出し直し。論文の AI 採点も(Pro)。
無料で始める

出典:法務省「令和4年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。