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令和3年 司法試験 短答式 憲法 第4問ア 解説

令3司法 第4問ア憲法思想・良心の自由の過去問

問題

思想・良心の自由に関する次のアからウまでの各記述について,最高裁判所の判例の趣旨に照らして,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。 ア.憲法第19条の保障する良心の自由は,単に事物に関する是非弁別の内心的自由のみならず,かかる是非弁別の判断に関する事項を外部的に表現するか否かの自由をも包含するものであるから,謝罪広告の掲載を命ずる判決は,良心の自由への直接的な制約となるが,その内容が名誉回復のために必要な限度にとどまるものであれば,同条に違反しない。
  1. ①正しい
  2. ②誤っている正解

解説

要点
謝罪広告事件判決(最大判昭和31年7月4日)は、単に事態の真相を告白し陳謝の意を表明する程度の謝罪広告を命ずる判決は良心の自由を侵害せず憲法19条に違反しないとした。「直接的制約となるが必要限度なら合憲」という構成はとっていない点、また記述ア前段の良心の自由の定義は藤田八郎裁判官の反対意見に由来する点を押さえる。

結論

選択肢2(誤っている)が正しい。最高裁は、単に事態の真相を告白し陳謝の意を表明するにとどまる程度の謝罪広告を命ずる判決は、良心の自由を侵害するものではなく憲法19条に違反しないとした。記述アは「良心の自由への直接的な制約となる」としている点で、判例の立場と異なる。

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出典:法務省「令和3年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。