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令和3年 司法試験 短答式 憲法 第10問ア 解説

令3司法 第10問ア憲法人身の自由の過去問

問題

刑事補償請求権に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。 ア.憲法第40条は,抑留又は拘禁された後に刑事事件において無罪の裁判を受けた者について,その手続がたとえ憲法第31条以下の諸権利の保障に反しなかったとしても,多大な犠牲を被っている以上,正義・衡平の観点から金銭による事後的救済を与えようとする趣旨の規定である。
  1. ①正しい正解
  2. ②誤っている

解説

要点
憲法40条の刑事補償は、抑留・拘禁の手続が適法であったか違法であったかを問わず、結果として無罪となった者に生じた犠牲を正義・衡平の見地から金銭で填補する無過失(結果)責任的制度である。

結論

選択肢1が正しい。憲法40条の刑事補償請求権は、抑留・拘禁の手続自体が憲法31条以下の適正手続保障に反していたかどうかとは無関係に、無罪となった者が現に被った身体拘束等の犠牲を、正義・衡平の観点から事後的に金銭で填補しようとする制度だからである。

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出典:法務省「令和3年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。