令和2年 司法試験 短答式 憲法 第18問 解説
問題
条約に関する次のアからウまでの各記述について,正しいものには○,誤っているものには×を付した場合の組合せを,後記1から8までの中から選びなさい。
ア.条約締結の国会承認については,衆議院の優越が認められており,条約承認の議案は,先に衆議院に提出しなければならない。
イ.条約を締結する権限は内閣にあるが,批准を要する条約についての批准書の認証は天皇の国事行為である。
ウ.条約は,国会による承認及び内閣による締結の後,天皇が国事行為としてこれを公布することによって有効に成立する。
- ①ア○ イ○ ウ○
- ②ア○ イ○ ウ×
- ③ア○ イ× ウ○
- ④ア○ イ× ウ×
- ⑤ア× イ○ ウ○
- ⑥ア× イ○ ウ×正解
- ⑦ア× イ× ウ○
- ⑧ア× イ× ウ×
解説
要点
条約承認(61条)は予算の議決(60条2項)のみを準用し、衆議院の先議権(60条1項)は準用されていない点、条約の成立は国会承認+内閣による締結で完結し天皇の公布は成立要件ではない点を押さえる。
結論
選択肢6(ア×イ○ウ×)が正しい。条約承認には衆議院の先議権は認められておらず、批准書の認証は天皇の国事行為であるが、条約の成立自体は天皇の公布を要件としない。
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出典:法務省「令和2年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
