令和2年 司法試験 短答式 憲法 第15問イ 解説
問題
内閣総理大臣による国務大臣の任命及び罷免に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
イ.内閣総理大臣による国務大臣の任命には天皇の認証が必要であるが,内閣はこの認証に対する助言と承認を拒むことができない。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
国務大臣の任命権は内閣総理大臣に専属する(68条1項)。天皇の認証(7条5号)は形式的・儀礼的行為にすぎず、内閣の助言と承認(3条・7条柱書)はこの実質的決定を追認するものであるから、内閣がこれを拒むことは制度上できない。
結論
選択肢1が正しい。国務大臣の任命権は内閣総理大臣に専属し(憲法68条1項)、天皇による認証(7条5号)は形式的・儀礼的な国事行為にすぎない。内閣の助言と承認はこの実質的決定を前提とする追認的性格を持つため、内閣がこれを拒むことは想定されておらず、拒否できないと解される。
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出典:法務省「令和2年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
