令和元年 司法試験 短答式 憲法 第19問イ 解説
問題
憲法と条約の効力関係に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
イ.条約優位説によれば,違憲審査権の対象に「条約」という文言がない憲法の規定は,憲法が条約との関係で必ずしも最高法規でないことを示していると考えることになる。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
憲法81条の列挙に「条約」がないことは、条約優位説からは憲法が条約に対して最高法規性を持たない根拠として、憲法優位説からは条約審査の特殊性(政治性等)による例外として、それぞれ説明される。
結論
条約優位説は、条約が憲法に優越する(少なくとも憲法が条約との関係では最高法規性を主張できない)と考える立場であり、その根拠の一つとして憲法81条に違憲審査の対象として「条約」が列挙されていないことを挙げる。したがって本記述は条約優位説の論理を正確に説明しており、正しい(選択肢1が正解)。
この分野を、あなたの弱点に合わせて演習
無料で始める間違えた問題は忘れかけた頃に出し直し。論文の AI 採点も(Pro)。
出典:法務省「令和元年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
