平成30年 司法試験 短答式 憲法 第13問ア 解説
問題
選挙に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ア.判例は,参議院議員選挙における定数不均衡の問題について,参議院の半数改選制の要請を踏まえれば投票価値の平等が一定の限度で譲歩を求められても憲法に違反するとはいえないとして,衆議院の場合よりも広い立法裁量を認めてきており,これまで違憲状態を認定したことはない。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
最高裁は参議院についても投票価値の平等の要請を及ぼし、最大判平成8年9月11日や平成24年・26年大法廷判決で「違憲状態」を認定している。参議院だから常に緩やかというイメージだけで押し切らないこと。
結論
選択肢2(誤り)が正しい。判例は参議院議員選挙についても衆議院ほどではないにせよ投票価値の平等の要請を及ぼしており、最大判平成8年9月11日、さらに平成24年・平成26年の各大法廷判決で「違憲状態」であると認定している。したがって「これまで違憲状態を認定したことはない」という記述は事実に反する。
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出典:法務省「平成30年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
