平成29年 司法試験 短答式 憲法 第4問ア 解説
問題
思想・良心の自由に関する次のアからウまでの各記述について,最高裁判所の判例の趣旨に照らして,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ア.企業が従業員を採用するに際して,その者の在学中における団体加入や学生運動参加の事実の有無について申告を求めることは,その事実がその者の思想・良心と全く関係ないものではないから,違法である。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
三菱樹脂事件判決は、企業には契約締結の自由(採用の自由)があり、思想・信条を理由に採用を拒否しても当然に違法とはならず、採否決定にあたりその者の思想・信条に関連する事項の申告を求めることも、法律上禁止された違法行為とすべき理由はないとした。
結論
選択肢2が正しい。最高裁は三菱樹脂事件判決において、企業が採用に際し応募者の思想・信条に関連する事項(学生運動参加歴等)について申告を求めることを違法とはしていない。したがって本記述は誤りであり、正解は選択肢2となる。
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出典:法務省「平成29年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
