平成28年 司法試験 短答式 憲法 第1問イ 解説
問題
私人間における人権保障に関する次のアからウまでの各記述について,判例の趣旨に照らして,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
イ.大学は,その設置目的を達成するため,必要な事項を定めて学生を規律する権能を有するから,私立大学が,その伝統,校風や教育方針に鑑み,学内外における学生の政治的活動につき,かなり広範な規律を及ぼしても,直ちに不合理ということはできない。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
私立大学は建学の精神や教育方針に基づき学則等により学生を規律する包括的権能を有し、学生の政治的活動につきかなり広範な規律を及ぼしても直ちに社会通念上不合理とはいえない(昭和女子大学事件)。
結論
選択肢1が正しい。判例(昭和女子大学事件・最判昭和49年7月19日)は、大学が設置目的達成のため学生を規律する包括的権能を有するとし、私立大学がその伝統・校風・教育方針に基づいて学生の政治活動に広範な規律を及ぼしても、それが直ちに社会通念上不合理とはいえないとした。
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出典:法務省「平成28年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
