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平成28年 司法試験 短答式 刑法 第6問ア 解説

問題

住居を侵す罪に関する次のアからオまでの各記述を判例の立場に従って検討し,正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。 ア.強盗の意図を隠してA方の玄関前で「こんばんは。」と言ったところ,来客と勘違いしたAから「どうぞお入りください。」と言われてA方住居に立ち入った場合,住居侵入罪が成立する。
  1. ①正しい正解
  2. ②誤っている

解説

要点
住居侵入罪の「侵入」は居住者(住居権者)の意思に反する立入りをいい、外形上の承諾があっても、真の目的(強盗等)を知れば承諾しなかったといえる場合には意思に反する立入りとして住居侵入罪が成立する(最判昭23.5.20)。

結論

選択肢1(正しい)が妥当である。強盗の意図を隠して挨拶をし、来客と誤信した居住者から入室を許されても、真実(強盗目的)を告げれば許されなかったといえるから、その立ち入りは居住者の意思に反するものとして住居侵入罪が成立する。本問とほぼ同一の事案につき住居侵入罪の成立を認めた判例がある(最判昭和23年5月20日)。

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出典:法務省「平成28年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。