平成25年 司法試験 短答式 刑法 第14問ア 解説
問題
放火の罪に関する次のアからオまでの各記述を判例の立場に従って検討し,正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ア.「放火」とは,目的物の焼損を惹起させる行為をいい,媒介物を介して目的物に点火する場合には,媒介物に点火することも含まれる。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
放火罪の実行行為である「放火」は目的物への直接点火に限られず、媒介物(導火材料・灯油を含ませた新聞紙等)への点火行為も含む。焼損(既遂)は目的物自体が独立して燃焼を継続する状態に至ることを要する(独立燃焼説)。
結論
選択肢1が正しい。判例は、放火罪の実行行為である「放火」について、目的物に直接点火する場合だけでなく、灯油や新聞紙等の媒介物を用いてこれに点火し、それを介して目的物を燃焼させようとする行為も含まれるとしている。
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出典:法務省「平成25年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
