平成24年 司法試験 短答式 憲法 第13問イ 解説
問題
選挙制度に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
イ.比例代表制の下では,死票が比較的少なく,有権者の様々な意思が議会に反映されやすくなる。他方で,一つの政党が議会の過半数を占めることが相対的に困難となり,小党分立を招き,政権が不安定になるおそれがある。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
比例代表制は民意の忠実な反映(死票減少・多様な意思の反映)に優れるが、小党分立を招き政権の安定性に欠ける傾向がある。これに対し小選挙区制は多数派形成・政権安定に資するが死票が多くなる、という対照関係を理解しておく。
結論
選挙制度論の一般的理解として、比例代表制は得票率に応じて議席が配分されるため死票が少なく多様な民意を反映しやすい一方、単独過半数政党が生まれにくく小党分立・政権不安定を招きやすいとされる。記述イはこの通説的説明と合致するため、選択肢1(正しい)が公式の正解であり妥当である。
この分野を、あなたの弱点に合わせて演習
無料で始める間違えた問題は忘れかけた頃に出し直し。論文の AI 採点も(Pro)。
出典:法務省「平成24年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
