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平成22年 司法試験 短答式 憲法 第12問ウ 解説

平22司法 第12問ウ憲法違憲審査制・憲法訴訟の過去問

問題

近代憲法における統治機構の基本原理の一つである権力分立は,現代国家においてその形態が大きく変容している。その現代的変容に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。 ウ.とりわけ第二次世界大戦後,議会が制定する法律自体の合憲性を通常裁判所あるいは憲法裁判所が審査する制度を採用する国が増えている。日本の場合は,最高裁判所だけに違憲審査権が付与されているが,立法府と行政府のすべての行為の合憲性を審査しているわけではない。
  1. ①正しい
  2. ②誤っている正解

解説

要点
日本の違憲審査権は最高裁だけでなく下級裁判所を含む通常裁判所すべてに認められる付随的審査制であり、81条は最高裁が『終審』裁判所であることを定めたにすぎない。

結論

本記述は誤り。日本の違憲審査権は最高裁判所だけに付与されているのではなく、下級裁判所を含むすべての通常裁判所が具体的事件の裁判の中で違憲審査権を行使できる(付随的審査制)。憲法81条は最高裁が違憲審査の終審裁判所であることを定めたにすぎない。

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出典:法務省「平成22年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。