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令和8年 予備試験 短答式 刑事訴訟法 第19問 解説

令8予備 第19問刑事訴訟法逮捕・勾留の過去問

問題

保釈に関する次のアからオまでの各記述のうち、正しいものの組合せは、後記1から5までのうちどれか。 ア.裁判所は、保釈の請求がない場合又は刑事訴訟法第89条各号所定の事由がある場合のいずれであっても、適当と認めるときは、職権で保釈を許すことができる。 イ.裁判官は、勾留中の被疑者であっても、犯罪の性質や情状によっては、保釈を許すことができる。 ウ.裁判所は、被告人の住居を制限し、その他適当と認める条件を付して、保釈を許すことができる。 エ.裁判所は、検察官に意見を述べる機会を与えなくても、保釈を許すことができる。 オ.裁判所は、犯罪の性質や被告人の資産を考慮し、納付すべき保証金額を定めなくても、保釈を許すことができる。
  1. ①ア イ
  2. ②ア ウ正解
  3. ③ウ エ
  4. ④イ オ
  5. ⑤エ オ

解説

要点
保釈は起訴後の「被告人」にのみ認められる制度であり、勾留中の被疑者には207条1項ただし書により適用がない。裁判所は89条の除外事由がある場合や請求がない場合でも90条により職権で裁量保釈でき、保釈を許すには検察官の意見聴取(92条1項)と保証金額の決定(93条1項)が必須で、住居制限等の条件を付することができる(93条3項)。

結論

正しいのはアとウであり、選択肢2が正解である。アは職権保釈(刑事訴訟法90条)に関する正確な記述であり、ウは保釈の条件(同法93条3項)に関する正確な記述である。イは保釈が起訴後の「被告人」を対象とする制度であり勾留中の被疑者には認められない点で誤り、エ・オはそれぞれ検察官の意見聴取義務(92条1項)・保証金額決定義務(93条1項)を欠落させている点で誤りである。

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出典:法務省「令和8年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。