令和4年 予備試験 短答式 行政法 第22問イ 解説
問題
次のアからエまでの各事例において、Xが本案訴訟を提起した上で行政事件訴訟法上の仮の救済を求めるとした場合、各事例について最も適切と考えられる仮の救済の申立てを、それぞれ後記1から3までの中から選びなさい。
イ.生活保護を受給していたXが、預貯金を保有していたことを理由に、保護廃止処分を受けた事例
- ①執行停止の申立て正解
- ②仮の義務付けの申立て
- ③仮の差止めの申立て
解説
要点
既にされた授益的処分の廃止・取消し(生活保護廃止処分など)を争う場合は、処分の効力を止めれば従前の受給状態が回復されるため執行停止(行訴法25条)が適切であり、申請に対する拒否や不応答を争う仮の義務付け、将来の不利益処分を事前に止める仮の差止めとは場面が異なる。
結論
Xは既に保護廃止処分という不利益処分を受けているので、その処分の効力を止めて元の受給状態に戻すための仮の救済である執行停止(行政事件訴訟法25条)を選ぶべきである。選択肢1が執行停止に対応し、これが正解となる。
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出典:法務省「令和4年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
