令和4年 予備試験 短答式 刑事訴訟法 第24問イ 解説
問題
違法収集証拠排除法則に関する次のアからオまでの各記述のうち、正しいものには1を、誤っているものには2を選びなさい。ただし、判例がある場合には、それに照らして考えるものとする。
イ.違法収集証拠排除法則の目的は、法の適正な手続を保障し司法の廉潔さを保持することであって、将来における違法捜査を抑制することではない。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
判例(最判昭53.9.7)は、適正手続の保障・令状主義の趣旨を踏まえつつ、「将来における違法な捜査の抑制の見地」を証拠排除の判断要素として明示しており、違法収集証拠排除法則の目的から将来の違法捜査抑制を除く記述は誤り。
結論
記述イは誤りであり、選択肢2が正しい。判例は証拠排除の判断において「将来における違法な捜査の抑制の見地」を明示的に取り込んでおり、排除法則の目的から将来の違法捜査抑制を排除する理解は判例と整合しない。
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出典:法務省「令和4年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
