平成28年 予備試験 短答式 憲法 第6問ア 解説
問題
労働基本権に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ア.公務員の争議行為の制限は国民生活全体の利益を維持増進する必要との調和の見地から合理性の認められる必要最小限度のものでなければならず,職務の性質や違いを考慮することなく公務員の争議行為を一律に禁止することは憲法上許されないとするのが判例の立場である。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
全農林警職法事件判決は、公務員の争議行為を一律に禁止する法制度自体を合憲としており、職務の性質等による限定解釈は採用していない。全逓東京中郵事件などの限定解釈判例からの判例変更点を押さえること。
結論
記述アは誤りであり、公式解答の選択肢2(誤り)が正しい。最高裁は全農林警職法事件判決において、公務員の争議行為を職務の性質等にかかわらず一律に禁止することも合憲であるとの立場を採っており、記述アのように「一律禁止は憲法上許されない」とはしていない。
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出典:法務省「平成28年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
